今朝の日経に、「2008年度の上場企業の倒産は45件と件数ベースで戦後最悪となった。」とあります。
確かに、一昨年から去年に私が立会いをして所有権移転の登記申請をした不動産の売買でその後売主が倒産したのが2社あります。
事前に打ち合わせに会社に伺って、都心のピッカピカのオフィスビルでスリムなスーツに身を包んだイケメン担当者と打ち合わせをしました。不動産の流動化でブイブイいってる感じだったのに急激な情勢の変化を乗り越えられなかったのでしょう。
もう1社は、担当者が持参した委任状の印鑑が会社の実印ではなく、その手配で何時間も待ちました。どこか、社内がバタバタしていたのかもしれません。ほどなく倒産しました。
不幸中の幸いは、私の顧客の買主側にはそういう会社が1社も無い事です。
こうやって、都心で仕事をしていると新聞やテレビでニュースになる事が身近に起こるので実にスリリングです。