表参道通信

  • 2009.12.23

    表参道通信その61 2009年みゆき司法書士事務所忘年会

    表参道通信

    今年の忘年会は12月18日、世の中で一番忘年会が多い日ではないかと思います。会場の都合でこの日になり他の忘年会とぶつかって参加できない方もいて、今年の参加者は精鋭18名。

    会場は、富山県赤坂会館。青山一丁目駅から徒歩15分くらい。草月会館の右側の道を入り、「くらーい、ほんとにここ?」って思った頃にぽっかりと看板が見えます。富山県の施設ですが一般の利用が可能です。宿泊施設もありますが宴会場は洋室と座敷の2箇所だけ。だから、1日2組の宴会客しか取りません。
    その洋室と座敷も離れているので、ほとんど貸切状態です。落ち着きます。

    そして、特に冬は富山県名物「鰤」料理が美味しいです。この日は天然鰤のコースでした。

    【お献立】
    先付け蕪寿司
    造り鰤 目地鮪 細魚昆布締め
    煮物鰤大根
    焼き物鰤塩焼き
    温物鰤シャブ
    揚げ物白海老掻き揚げ
    蒸し物茶碗蒸し
    酢の物新港紅ズワイ蟹
    食事氷見うどん
    水菓子杏仁豆腐

    久しぶりに蕪寿司が食べられ、鰤大根は骨まで柔らかく煮てあって、鰤尽くしですがやっぱり天然鰤の鰤シャブが一番美味しかったです。〆の氷見うどんも良く出汁が出ていてお腹いっぱいにもかかわらず、するすると入っていきました。お酒は富山のお酒、立山。弁理士の神保さんの美味しいワインの差し入れもあり、焼酎、ビール、ウーロン茶もあったようです。

    参加者は
    山口事務所 美女7名
    みゆき事務所 負けずに美女3名
    弁理士の神保先生と美女の奥様
    スレンダーな税理士の井口先生
    アジアンな税理士の家後先生
    富山会館の超ご近所 弁護士の野村先生(初参加)
    ヨットマン弁護士の古田先生
    今年は自主参加のTHKの中根さん
    勝負強い アイビルの川田さん
    いつにもまして美女の多い、精鋭18名でした。

    井口先生の今年の世相を反映した乾杯の挨拶から始まり、大いに飲み食べながら、今回のお題「出身地と名産品」を織り込んだ自己紹介をしてもらいました。弁護士の古田先生からは出身地練馬区の野菜の紹介、弁護士の野村先生からは大分の肉厚の椎茸、税理士の井口先生からは沼津の干物自慢がされ、広島出身の司法書士の山口先生からは振り付きで「もみじ饅頭!」
    良く知られている物や意外なものもありました。

    お楽しみ抽選会の景品は各地の名産品。青森のにんにく煎餅や厚木のシロコロ煎餅、広島のもみじ饅頭、静岡のキットカット抹茶味など、空クジ無しです。
    特賞は日本橋ボンヌールのパンのギフト券。葉書を出すと希望日に美味しいパンがダンボールに1箱届きます。

    残った名産品と、THKの中根さん提供のアメリカのお土産の争奪のために新聞ゲームをしました。2人で向き合い新聞を1枚に広げその端と端を右手だけでつまみ、「1、2、3、引っ張れー!」の掛け声で引っ張ります。新聞が破れるまで引っ張って手に残った新聞の面積が多いほうが勝ちです。「極意をマスターした!」と豪語するアイビルの川田さんが勝ちました。

    司法書士の山口先生からの差し入れのケーキは、今年結婚した大塚さん、来年結婚する松澤さんのラブラブなお二人のケーキ入刀で、皆に幸せのおすそ分けをしました。

    最後には恒例のコインゲーム。今年の勝者は去年最終決戦で川田さんに負けたTHKの中根さんがリベンジしました。

    宴会の最後は弁理士の神保先生の一本締めで、また来年の皆さんのご多幸を祈って終了時間を大幅に過ぎて散会となりました。

    また、来年の忘年会ではち切れましょう!

  • 2008.12.26

    表参道通信その60 2008年みゆき司法書士事務所忘年会

    表参道通信

    12月19日、4時30分。
    忘年会開始までのカウントダウンが始まった頃に一本の電話。
    THK株式会社の中根さん。「書類をお持ちしたい。」との事。
    幹事事務所としては忘年会に遅れる訳にはいかない。
    「5時半には出かけるので、それまでには来ていただきたいのですが・・。」
    と言いつつ、いい事を思いついちゃった!♪
    「あ、中根さん。実は今日は事務所の忘年会なんです。書類を持ってきていただいてそのまま一緒にタクシーに乗って、忘年会にいっちゃいませんか?」
    「え、でも・・」と中根さん。
    暮れも押し迫った12月の26日に何時間か後にはもう始まる忘年会にすんなりと出られるビジネスマンはそうはいない。
    そこで駄目押し、「いやー、忘年会の景品も運ばなければいけないし、男手があると助かるんですけど・・」
    「え、でも・・」と中根さん。
    そこで再度駄目押し、「この時期にお忙しいのは勿論分かります。そんなに急に誘われても無理ですよね。じゃ、事務所にいらっしゃるまで考えておいて下さいよ。ね!」

    5時15分、少しゼーゼー言いながら、中根さんが事務所にいらした。
    書類を受領し、簡単な打ち合わせをする。
    5時30分、「じゃ、中根さん、そこの荷物お願いします。じゃ行きましょう。」
    と有無を言わさず全員でタクシーへ。

    聞けば、その日は会社でも忘年会で、帰りに会社の忘年会に出るつもりとの事。でもみゆき司法書士事務所の忘年会会場は去年に引き続き、麻布の某所で某会社の福利厚生施設。宴会は一日一組のみ。だから実質時間制限もなし。会場を見てさすがの中根さんもそれに気が付かれた様で、観念して色々電話を掛け捲る。

    6時、かくてTHKの中根さんを拉致後、忘年会へ突入!

    恒例の準長老から乾杯の挨拶。今年は弁理士の神保先生。「特許の費用がものすごく安くなった。」というお話を伺った後、乾杯!
    その後、自己紹介。独身の人、晴れて独身になった人、結婚したい人、一年を振り返って「今年の一大ニュース」を語ってもらいました。

    お料理は管理人兼料理人のおじちゃんが腕を振るってくれて、いつも食べきれない。お刺身やお肉の天ぷら、鮟鱇のきもなど。メインは味噌ちゃんこ鍋。
    お酒は久保田の千寿。神保先生提供のワイン。焼酎もあったようだ。

    去年もやった「ひっぱれ福引」は去年の反省を踏まえて益々バージョンアップ。丁寧に金色に貼った福引用の箱や、赤いサンタのブーツに景品を一つ一つ詰めて紐を結ぶ、みゆき司法書士事務所渾身の仕掛けに「(そんな事してないで)仕事しろよー!」の声も飛ぶ。

    毎年恒例の「じゃんけんコインゲーム」は熱気むんむん。自己紹介で今年の一大ニュースは「今夜のコインゲームで勝つ事。」と言った株式会社アイビルの代表取締役川田さんが宣言通り勝って、びっくり。

    時代の趨勢には勝てず、この福利厚生施設も売却が決まって今年いっぱいで閉鎖が決まり、私達の忘年会が最後の営業とのこと。お世話になった管理人兼料理人のおじちゃんと話好きで仕切りやのおばちゃんに花束贈呈で忘年会は終了。

    今年もお疲れ様でした!
    来年もよろしく!

    ◆参加者の皆様◆
    山口司法書士事務所美女軍団
    超グルメ弁理士の神保先生と美人奥様
    孤高の税理士 井口先生
    自由になった税理士 土井先生
    コインゲームディフェンディングチャンピオン 税理士 K先生
    ひげの税理士 エスニック家後先生
    マンション管理組合理事長 税理士鎌田先生
    拉致参加のTHK株式会社の中根さん
    宣言通りコインゲームチャンピオン ㈱アイビルの社長 川田さん
    みゆき司法書士事務所看板シスターズ

  • 2008.02.28

    表参道通信その59 浅田次郎

    表参道通信

     困っている。読む本が無くなってきている。今読んでいるのは浅田次郎著「カッシーノ2!」平成19年11月15日に幻冬舎アウトロー文庫から初版が出た。ここ最近ずっと浅田次郎を読んでいる。片っ端から読んでいて、もうそろそろ他に読むものは無いのでは・・・という状態になってきた。

     本を読むのは、通勤や移動の電車内だけなので、文庫本のみ。重い単行本は買わない。浅田次郎は「あ」から始まるので、本屋さんでは発見しやすい。全出版社を先頭から見ていく。一人目か二人目にあるか、何も無いか。それがもう読んでいない本が無くなった。「カッシーノ2!」は最近文庫本になったから、発見した時は「おおっ!」と歓声を上げた。一番上の一番左にあったのを店員さんに取ってもらって買った。それも今日読み終わった。さて、次はどうする。浅田次郎編という短編集くらいしか残っていない。あとは文庫本化するのを待つしかない。最新刊「中原の虹」はいつ文庫本になるだろう。

     一番最初に浅田次郎を読んだのは、3年位前に出張で神戸に行った時だと思う。品川駅の新幹線乗り口の近くの本屋で何気なく「天国までの百マイル」を買って、往復の車内で読みきった。帰りの車内では思わず涙。でもその時は浅田次郎はそれっきりだった。

     それが去年、打ち合わせに浜松町に行った帰り浜松町の貿易センタービル内の本屋で「プリズンホテル」を買って読んだ。プリズンの意味も知らず、なんだか軽快で面白しろそうという印象だけで買った。それがいきなり嵌った。夢中で読んで笑って最後に涙。あまりに没頭して目つきが思わずその業界の人のようになりそうだし、主人にも勧めて、夫婦の会話はいつしか業界用語という事態にもなった。
    「ぬぁーにぃー、兄さんそれゃ指がいくらあっても足らんねぇー。」みたいな。

     プリズンホテルは全巻何回も読んだ。読むたびに笑って、読むたびに泣いた。電車内で笑いをこらえるのに苦労した。その後、プリズンに出てきた「血まみれのマリア」が気になって「きんぴかシリーズ」へ。他の浅田次郎も読む気になって、「日輪の遺産」のようなヘビーなものの後は「勇気凛凛ルリの色」のような軽妙なエッセイ、肩に力を入れて「蒼穹の昴」を読んだ後、「天切り松 闇がたり」でスタイリッシュに軽快に近代日本に思いをはせる。思い余って同書に出てきた上野精養軒に食事にも行った。「鉄道員」を読んだ後はDVDで映画の「鉄道員」を見て泣いた。

     やくざ物だったり博打物だったり、中国歴史物だったり、近代日本だったり、はたまた新鮮組だったり、ミステリーや青春短編集もあり、節操がないとしか言いようの無いジャンルの広さ。講演もあるようだし、JALで行く浅田次郎と晩餐をする中国ツアーなんかもある。私が中で一番面白いと思ったのは、経験者にしか書けないと思われる「残債なんか、屁でもねぇ。」という台詞。あのバブルの頃に事業に携わっていたり、経済界にいた者にしか書けない台詞だと思う。所々にそういう文章や台詞があり、あの頃にそういう人たちを身近に見てきた司法書士としては、ものすごく浅田次郎を身近に感じてしまった。

     「全部読むぞー!」と読み始めた浅田次郎もさすがにそろそろ読むものが無くなってきた。混雑する車内で浅田ワールドに浸って、あまりに密着する他者との決別をはかって身をもたせてきたものとしては、後は何にすがって自分を保っていたら良いものか、さびしい限りである。

    【読んだ本】
    きんぴか① 3人の悪党
    きんぴか② 血まみれのマリア
    きんぴか③ 真夜中の喝采
    プリズンホテル1 夏
    プリズンホテル2 秋
    プリズンホテル3 冬
    プリズンホテル4 春
    日輪の遺産
    地下鉄に乗って
    蒼穹の昴 1、2、3、4
    天きり松 闇がたり① 闇の花道
    天きり松 闇がたり② 残狭
    天きり松 闇がたり③ 初湯千両
    天きり松読本
    鉄道員
    鉄道員 /ラブ・レター
    活動寫眞の女
    月のしずく
    珍妃の井戸
    見知らぬ妻へ
    霞町物語
    天国までの百マイル
    シェエラザード 上下
    壬生義士伝 上下
    浅田次郎新鮮組読本
    薔薇盗人
    姫椿
    歩兵の本領
    王妃の館 上下
    オー・マイ・ガアッ!
    沙高樓綺譚
    椿山課長の七日間
    五郎治殿御始末
    輪違屋糸里 上下
    霧笛荘夜話 上下
    憑神
    極道放浪記① 殺られてたまるか
    極道放浪記②
    初等ヤクザの犯罪学教室
    勇気凛凛ルリの色
    勇気凛凛ルリの色 四十肩と恋愛
    勇気凛々ルリの色 福音について
    勇気凛凛ルリの色 満天の星
    サイマー!
    カッシーノ!
    カッシーノ!2
    ひとは情熱がなければ生きていけない
    見上げれば星は天に満ちて

    上野精養軒

  • 2007.12.25

    表参道通信その58 2007年みゆき事務所忘年会。

    表参道通信

    今年も去年に続き、麻布の某所で忘年会。
    某会社の福利厚生施設で、宴会は一日一組のみ。
    管理人兼料理人のおじちゃんが腕を振るってくれて、
    話好きのおばちゃんが給仕プラスしきりをしてくれる。

    お酒は、冷蔵庫にあるのを勝手に持ってきて
    飲んだ分だけの支払い。
    持ち込みもOKで。今回は行政書士の中村さんが
    持ってきてくれたスペインのシャンパン(カバ)で乾杯!
    良く冷えていて美味しかった。

    お料理は、伊勢海老の刺身や毛蟹。鴨鍋。豪華!
    他の宴会客がいないので気兼ねなく、のびのびと騒げる。
    建物自体がレトロで、ふすまのある宴会場も妙に落ち着ける空間。
    自己紹介や、今年の仕事の話をしながら宴会。
    いつの間にかいろんな被り物で盛り上がっている。

    「ひっぱれ福引」は去年の反省を踏まえてバージョンアップ。
    恒例のコインゲームは熱気むんむん!

    今年もお疲れ様でした!
    来年もよろしく!

    参加者の皆様
    山口司法書士事務所の皆さんと関係者の皆さん
    弁護士 古田先生
    税理士 井口先生
    税理士 鎌田先生
    税理士 K先生
    税理士 土井先生
    税理士 家後先生
    公認会計士 金子先生
    行政書士 中村先生
    株式会社 アイビル 代表取締役 川田さん

  • 2007.09.12

    表参道通信その57 築地市場探訪

    表参道通信

    浅草もお台場も東京タワーも見ちゃったし、はとバスの観光コースもたいてい乗ったしなぁみたいな人を案内するには築地市場。朝御飯は抜きで、とにかく朝早く出かける。遅くとも朝8時には築地市場に到着したい。

     大江戸線築地市場駅の改札を出ると、他の観光客と一緒になる。結構多い。外国人も多い。観光客の波は籠を下げて又はクーラーボックスを肩にかけて駅に向かう人達と次々すれ違う。もう既に今日の仕入れが終わった飲食店関係の人達だろう。

     駅の階段を上りきって左に向かうとすぐに築地市場入り口。大型トラック、軽四、フォークリフト、ターレが行きかい、発泡スチロールの箱の山。雑然として、活気があって、寝ぼけてはいられない。急にしゃんとする。

     まずは、場内の食堂。魚がし横丁。ここで朝御飯。和食のかとう。黒むつの煮付定食、金目鯛の煮付定食、スズキの塩焼き定食など。お鮨屋も多いけど、有名店は行列。1時間は待つ。今回は比較的空いていた和食屋に。黒むつの煮付けは一匹丸ごと。鯛も鱸も大きな切り身。煮付の汁が美味しい。ビールも頼む。朝からビールは休日の醍醐味。

    定食が最低1200円くらいから。ちょっと高いのでは?と思う。壁に向かったカウンターのみ。丸い椅子。だみ声のおばちゃんがドンドンとお茶や、お皿を置いていく。市場の中なんだから、せめて1000円位で食べられたら割安感いっぱいだと思う。

     お鮨屋も、おまかせで3500円くらい。カウンターにぎゅうぎゅうづめで、肩寄せあって、市場がすぐそこで、ネタの運送費がかからんでこの値段か?と思う。

     でもやっぱりたまに築地に来たからには、カレーやトンカツやラーメンよりも、お鮨かお魚と思ってしまう。カレーやトンカツやラーメンや牛丼やモツ煮込みが美味しいと噂されるお店はたくさんあるけれど、月に一度位の頻度で築地に行くのでなければやっぱり魚。

     朝食が済んだら、気合を入れて場内市場へ。時間は午前9時。プロの方達の仕入れは終わり、半分店じまいの準備に入っている店もある。その位の時間が慣れない観光客には良いと、ものの本には書いてあった。

     母の旧姓が鈴木で、親戚には鈴木も多い。だから鱸は呼び捨てに出来ない雰囲気がある。だから我家では鱸はスズキ君。そうすると魚の王様、「腐っても鯛」の鯛は鯛君。海老はやっぱり海老ちゃん。と呼称する。

     市場に入って、鱸がバーンと並んでいる。「わー!スズキ君だ!」鯛がコロンコロンとそのお腹を並べている。「わー!鯛君だ!」海老が水の中で跳ねる。
    「わー!海老ちゃんだ!」わー!わー!言いながら、市場内をめぐるも途方も無く広く、きりが無い。魚はどれも大きく、切り身のパックなぞ無い。買っても食べきれそうにない。三枚におろしてくれと頼んでいいのやら悪いのやら怖くて聞けない。

     鮭のハラスを見つけた。長いのが10本も入っていて800円。安い。塩焼きにしてビールのつまみ。おにぎりにしても良い。手始めに買ってみる。意外と簡単に買えた。お店の人も意外に親切。勢い付いて、今度は鯛のお頭。なべに入りきらない大きな頭が200円。消費税入れて210円。安い!かぶと煮、かぶと焼き、お吸い物。

     鮪の解体もすごい。刺身のブロックも安いけど大きくて手が出ない。大きなカマが1000円。これも塩焼きにして、レモンを掛けて食べると美味しいんですよ。我家の魚焼器に入る大きさに切ってもらったら6個くらいのブロックになった。
    それにうに。利尻産バフンうにが一箱2000円。

     荷物も重くなってきたので、市場を出る。それでも全体の10分の1も見ていないだろう。暑くなってきたので、保冷バックを売っている店を探す。銀色の手提げ用の保冷バックや水色の四角い保冷バックは売っているけど、凍った保冷剤は見当たらなかった。今日みたいにそんなにお買い物気分でない時でも結局見ていると欲しくなって買ってしまうので、築地市場に来るときは保冷バックと保冷剤は必須。

     場外市場へ。観光客やお買い物の人ですごい混雑になっている。卵焼きを買う。前回は、テリー伊藤の実家の卵焼屋、「丸武」で買ったので、今回は「松露」へ。サービスで生卵2個付いた。

     午前10時。暑くなって疲れてきたので、お茶をするところを探す。偶然、【喫茶マコ】の看板。古い階段を登ると、なんとか商会やどこぞの会社の事務所が入った雑居ビル。奥に入ると喫茶店の入り口。入ってみるとかなりレトロな喫茶店。「暑い暑い。」と言いながら、アイスティーを頼む。かなり妙齢と思われるがこぎれいなおば様が運んでくるアイスティーは懐かしのコカコーラのコップに入っている。

     飲みながら、ガイドブックを見ると、築地場外市場最古の喫茶店「マコ」と紹介されている。探してもたどり着けない店、難易度3位にも入っている。築地市場に来たからには一度は行きたい店に偶然入ったみたいだ。冷房で英気を養って、駅に向かう。

     家について、お昼ご飯は鮭ハラスのおにぎりと、松露の卵焼き。

     そしてその夜は、鮪のカマ焼き、鯛のカブト焼、鯛のお吸い物、松露の卵焼き、そしてうにのお刺身、一箱。

     パワフルで、安くて、豪華で、一日楽しめる築地市場探訪を一度ぜひ!
    早起きと、保冷バック、保冷剤は必須。