• 2012.12.28

    今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。

    ブログ 人生100年日記, 司法書士日記

    今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。
    今年は本当に忙しくさせていただきました。3つ4つの案件を抱えているのは当たり前。常に何かに追われているような状態でした。その中で学んだ事は1つ。「5つの案件を抱えていても今やれる事は1つだけ。」

    とにかく身は一つなので、これから起こる何かにおびえたり焦ったりしても結局、目の前の今出来る最優先事項を確実にこなすしか無いのです。そこで焦ったり、あたふたしたりして集中力を欠く仕事をすると、それは後にリカバリーしなければいけなくなり、もっと時間がかかる事になります。どんなに忙しくとも、とにかく焦らず今をきちんとこなす。それしかありません。「今」の大事さをこれほど感じた事はありません。

    それから気の付いたことが一つ。何もしない時間の重要さです。例えば会社に伺って会議室に通されて、担当者さんがいらっしゃるまでの時間。何もする事がなく、ふいの電話に出ることも無く、ただ、椅子に座っている時間。1日の中でそんな時間が無いので、とにかくぼんやりしていました。そんな時間がホントに貴重で、いとおしくさえ思いました。

    今年は密度の濃い時間を過ごさせていただきました。
    新年は1月4日から活動開始です。来年もご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

  • 2012.12.24

    クリスマスイブ

    ブログ 人生100年日記, 司法書士日記

     一昨日、休日出勤で事務所で仕事をしていると主人からの電話。
    「元気に、仕事していますか?」と、何を今更寝ぼけた事を言っているのかと思っていたら、「隣の奥さんが肺癌で亡くなった、とさっきご主人に会って聞いた。」と。しばらく呆然としながらも、主人が私を今更気遣った気持ちが伝わってきました。

     マンション暮らしのご近所付き合いで、引っ越してきて12年、今もご主人がどこにお勤めかも知りません。朝、出勤の時にたまに犬の散歩のご主人とすれ違い、ご挨拶。遅い帰りの時に犬の散歩の奥様とすれ違い、ご挨拶。その位のお付き合いでしたが、それでも2年間くらい転勤でニューヨークに行かれた時はお隣に人気が無く随分寂しい思いをしました。
     
     ニューヨークから帰ってきたご主人と犬はめっきり老けて、でも奥様はまったく変わらずお若いままで戻ってきて、「やっぱり、女は強いね。」などど我が家で噂していました。

     私達が引っ越してきた時には元気に跳ねていた犬はすっかり老犬になり、背中も曲がりしばらく散歩をしている姿を見ないでいると「大丈夫?」と、思っていましたが、あの奥様が癌で亡くなるなんて・・・。

     多分まだ四十代。奥様もかわいそうだし一人残されたご主人もかわいそうでかわいそうでかわいそうで仕方ありません。クリスマスイブの今夜、お通夜です。かわいそうでかわいそうで仕方ありません。