昨日の日曜日渋谷駅前のあるビルで不動産の取引をしました。
いわゆる「立会い」というものです。
不動産の売主、買主、不動産の仲介業者、司法書士が集まり不動産の売買の一連の手続き(決済)をします。
通常、休日にこういう「立会い」をする事はしません。
司法書士としては、最新の情報をもって登記関係の書類をチェックし、書類を受領したらその日のうちに登記の申請をしたいからです。
買主さんの立場でも代金を払ったからには即日に登記されるのが安心です。
売主さんとしても代金を振込みで即日に入金されるのが安心です。
ですから、登記所も銀行もやっていない休日に「立会い」をする事はまずしません。
但し、今回は買主さんが地方の方で日曜日しか出てこれないという事で、「どうしても」という事で仕方なくしました。
司法書士の立場としては不動産という大きな買い物をするのですから安心確実にお仕事を休んででも、平日にやってもらいたいと思います。
それにしても、売主側、買主側の仲介業者も女性。司法書士も女性で、女性が仕切った「立会い」でした。最近はこういう事は珍しくありません。でも、私が事務所を開いた20年前は女性の司法書士はまだ珍しく「立会い」の会議室に私が先にいても「司法書士の先生はーー」と探されたものでした。不動産業者にも女性はいませんでした。