表参道通信その18 不動産受験新報の取材

表参道通信

住宅新報社発行の不動産受験新報の取材で、(株)ベストサービス研究センターのライターの瀬川佳子さんが事務所にいらっしゃいました。「登記のコンピューター化時代をどう生きるか」という特集記事で7月号に掲載予定だそうです。
自分の仕事を愛して、イキイキと仕事をしている人に出会うのはいつでも楽しいものです。このホームページを見て取材にいらした瀬川さんに逆取材を試みました。

「普通のビルにある普通の事務所を予想してました。」と、おっしゃる瀬川さんは、私の事務所のあるアロープラザ原宿を見て少々ビビッタそうです。オートロックのうえに、箱方のマンションの中は中庭に木があり、アンティーク調の電柱が建っていたりします。どこが1階2階かも良く分からず、初めての方は皆さんびっくりされます。事務所に入ってみると、「窓から木が見えて、森の中の事務所みたいですね。」と、また印象が違ったようです。

 普通は、司法書士という職業自体をご存じない方も多いのですが、さすがに不動産受験新報の記事を書いてらっしゃる瀬川さんは良くご存知だそうで、「一般の人は何か法律上の問題が起こった時にどこに相談したら良いかわから無いので、どんな問題でも相談に乗ってくれて1ヶ所で問題が解決すれば良いですね。」とのことでした。藤野事務所では、専門分野はもちろん速やかに処理し、その他の分野は他の専門家と提携したり、御紹介したりしてますよ、とすかさず宣伝しちゃいました。

 完全な逆取材で、パソコンやインターネットで世の中どう変ると思いますか、という質問には、「機械化で人間同志のコミュニケーションが希薄になると恐れられているけれど、ますます盛んになるのではないですか。私も同窓の仲間とメールで交信するようになって、かえって交流が密になったし。メールって人柄が出ますね。今までそんなに話した事のない人でもメールで交信して、ああこういう人だったんだーと思う事もありますね。」メールっていつでも好きな時間に見ることができるので、電話やFaxよりも連絡が取りやすかったりして、みんなで会いたい時の連絡網には最高のツールだという事で意見の一致をみました。

 瀬川さんは人に会うのが好きで、文章を書くのが好きで、ライターの仕事は楽しいそうです。ライターをしている方に愚問でしたが、文章化するのが辛くなる事はないですか、とお聞きすると「完成した後が楽しい。書きおわった後に見えてくるものがあるんです。」とのことでした。

 これからの瀬川さんは「ライターというのは自己表現だと思います。例えば他人を取材してそれを文章化しても、ポイントの置き方とかは結局自分自身が出るんですね。自分の内側にあるものを表現していきたい。自分の価値判断でテーマを探し、表現していきたい。」と実に前向きで希望にあふれていらっしゃいました。

瀬川さんの文章で、私がどう表現されるのか楽しみです。それはきっと私であり、その文章は瀬川さん自身でもあるのでしょう。

 不動産受験新報の7月号には私の記事と一緒に、このホームページのURLも載せてくださるようにお願いしました。それを見て、アクセスしてくださる方が増えれば良いですね。また、この「表参道通信」を読んで興味を持たれた方は、是非、不動産受験新報7月号を買ってお読み下さい。同雑誌は不動産関係の資格取得を目指す方のための受験雑誌で、書店では法律雑誌やビジネス雑誌関係の棚にあります。7月号は6月1日発売予定だそうです。