表参道通信その52 船井総研の取材に逆取材

表参道通信

 最近、取材を受ける事が多いのですが、経営コンサルタントの取材を受けるのは初めてです。聞けば、司法書士事務所の取材をして、経営上の問題点をあげ、その解決策を模索し、最後には司法書士向けにセミナーを開催したいとか。
「それじゃ、他人のふんどしで相撲をとるみたいなもんだなー。」と、思いつつ日経新聞の書籍広告によく載っている船井先生のコンサルタント会社なら、と取材を受けてみる事にしました。

いらしたのは、株式会社船井総合研究所の真貝大介さん。神戸出身で3月まで大阪支店にいた関西弁の独身。「船井総研って何する会社?」と聞くと、即座に「中小企業の経営に関する業績をアップする事を目的にしている会社です。」と。「業績アップ」と直接に言っちゃうのに関西弁は有効に働く。違和感なし。

何を話しても知らない事は無いような雰囲気をかもし出す。本当に何でも知っているのか分からないけれど、司法書士というかなり特殊な仕事の事は勉強はしてきたようだ。大新聞の記者で、どうも税理士の仕事と区別が付いていないようだなと思われる取材を受けて、話が合わなくてどうしたもんかと思った事もあったけど、真貝さんとは司法書士業界の事は勿論、どんな分野も会話になり、予定時間を随分すぎておしゃべりしてしまいました。

真貝さんは入社5年目。仕事が楽しいと言う。年間4000時間働いてるんだって。お休みはお買い物が楽しいと言うけれど、銀座の百貨店やスーパーで関係した会社の商品を見てるというから、結局は仕事関係。好きな事を仕事にした人は仕事をしても疲れないという典型のような状態。

楽しく仕事をしている人は見ていても楽しい。働くエネルギーを分けていただきました。